OLYMPUS DIGITAL CAMERA

1965年製造 画期的キッチン!”シルバークイン”

Posted on 2012/04/28

1965年、今から47年前の『暮しの手帖』第81号のとてもとても興味深い記事をご紹介します。

暮らしの手帖と日本治金工業が共同開発して作ったステンレスのキッチン、シルバークイン 。 いわゆるシステムキッチンのおはなし。

この頃のキッチンは(ちなみにキッチンという言葉はこの頃無かったようで台所とされています)流し台、調理台、コンロがすべて別に設置され、ばらばらな 事も多かったようです。

そこでこのシルバークインの登場!

【特徴】

■流し、調理台、コンロ部分をつなぎ目無しにして一体化

■1間(1818mm)の幅に納めた

■高さを自在に変える事ができる(台の上に置いたり、脚は自由に付ける事ができる)

■値段は2万円台

という当時非常に画期的なキッチンとして成功をおさめたとされている。

今見てもとてもモダンなデザインです。とくに、調理台とコンロのつなぎ目がないところなど、近未来的な風情も感じます。

では、このキッチンを使った当時の事例をご紹介します。

■赤くペイントされた有効ボードやブルーの小物使いがおしゃれです。この家の主婦は下にカーテンを付けた事で風通しがいいので油虫が出なくて大助かりだといっています。

■3の事例 。まわりをタイルで装飾し、2段取った吊り棚には見事なアルミ鍋のコレクションが光っています。下の部分をシンプルな引き戸にしたのも気に入りました。

■5の事例  もともとの台の上にシルバークインを載せただけなのに、その便利さに涙がでたという主婦。足下の大きなブルーのタライは何につかうのでしょうね。6の事例は今でもこんな感じのキッチンあるのでは?と思わせます。

■バウハウスでしょうか?機能美を感じずにはいられません。出窓の台に載せたとうことで収納がなく、左側にこれまたインダストリアルなロッカー仕様の棚を設置。下から2段目と3段目の空気穴の扉の向こうは食品入れになっているそうです。

■とても上品です。玄関脇にも関わらずこの落ちつきは見事です。こちらの家主は建築家だそうで、このシルバークインを見つけてこの家の設計がまとまったといいます。

■『暮しの手帖』第81号1965年(昭和40年9月5日発行)

『暮しの手帖』バンザイ

What Others Are Saying

  1. admin 2012/07/12 at 10:14 AM

    アイ様
    お返事がとーーっても遅くなっってしまいすみません!
    こちら、今でもあればきっと売れるはず。って思いますよね。
    情報の少ない時代のほうが本当に必要な機能とデザインだけで
    素晴らしいものを作っていたのでしょうね。。。

  2. アイ 2012/05/28 at 3:54 PM

    うわー。モダンでそれでいて懐かしくて…。
    かわいいキッチンですねー(^_^)
    うちもこんなキッチンつけたかったなー。

    本の中のキッチン、とってもステキ(^_^)
    隅々まで見てしまった笑
    キッチン下をカーテンにするのもかわいいなー。
    油虫、我が家にはまだ居ませんが、もし出てきたら実践しようかな笑

    こんなに昔の本なのに、今見てもステキって思えるってすごいなー。
    もしかしたら私達年代の人とおばあちゃんとは価値観一緒の所があるかもですね(^_^)